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インタビューのプロがやっている100の聞き方/信頼をつくる編/#043『相手の発言に「いいですね」のひと言を添える』


子育ての本を読むと、よくこんなことが書いてあります。子どもが何か話したら、まず「そうなんだ」と受け止めてあげましょう、と。


講座でこの話をしたとき、受講生の方が深くうなずいてくれました。ひと言受け止めてもらうだけで、子どもは「わかってもらえた」と安心して、次の言葉が出てくるようになる。自信を持って話せるようになるんですね。


実は、大人もまったく同じです。


インタビューを受ける人は、たいてい不安を抱えながら話しています。「こんな話、面白いのかな」「これ、記事になるのかな」。実際に、話の途中で「いや、こんなの記事になりませんよね」と、自分から引っ込めてしまう方もいます。


でも、面白い話になるかどうかは、こちらで何とかします。それがプロの仕事ですから。相手には、余計な心配をせず、好きなだけ話してもらいたい。


そのためにあるのが、「いいですね」のひと言です。


相手がいい話をしてくれた瞬間、本質を突くような言葉が出た瞬間を逃さず、「それ、いいですね」「今の話、すごく大事だと思います」と、はっきり言葉にして返す。すると相手は「この方向で話していいんだ」と確信して、「そういえば、こんなこともあって」と、自分からどんどん話を広げてくれるようになります。


ただし、これはお世辞とはまったく違います。何を聞いても「すごいですね」では、相手にすぐ見透かされます。「この人、本当は面白いと思ってないな」と。本当にそう感じたときにだけ、迷わず口に出す。その言葉に重みがあるからこそ、相手の背中を押せるんです。


反対に、話がずれてきたなと感じたら、無理に乗る必要はありません。「すみません、今のところ、少し確認させてください」と、正直に向き直ればいいんです。


部下の報告でも、友人の打ち明け話でも、まずは「いいですね」をひとつ。そのひと言が、相手の次の言葉を連れてきてくれます。


※この文章は「魅力引き出しインタビュアー養成講座」のテキストや講義の音声データをもとにAIを活用して作成しています。


(きいてかく合同会社代表/プロインタビューライター いからしひろき)

 
 
 

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