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インタビューのプロがやっている100の聞き方/事前準備編/#017『相手のSNSは、会う前にのぞいて話題にする』


今は、多くの人が何かしらの形で、自分のことを発信しています。会社の社長ならブログやnote、お店のご主人ならインスタグラム、友人ならXやフェイスブック。僕はインタビュー取材で話を聞く前に、こうした相手の発信に、必ず目を通すようにしています。


経歴やプロフィールが「よそ行きの顔」だとしたら、SNSに出ているのは「普段着の顔」です。何に笑って、何に腹を立てているのか。休みの日は何をしているのか。最近ハマっていることは何か。会話のきっかけになる材料が、そこにはたくさん転がっているんです。


以前、あるIT企業の社長に会う前に、その方のXをさかのぼって読んでいたら、週末のたびに釣りの写真を上げていることに気づきました。そこで当日、挨拶のあとに「先週のクロダイ、見事でしたね」と言ってみたんです。すると、それまでビジネスモードだった表情が一気にゆるんで、「え、見てくれたんですか」と、釣りの話を嬉しそうに10分近く。正直、時間は少し押しました。でも、その後の本題のインタビューは、驚くほどなめらかに進んでくれました。


使うときのコツは、「見ました」で終わらせないことです。「この前、〇〇って書かれてましたよね。あれ、面白かったです」と、感想を添える。それだけで相手は、「この人は、ちゃんと自分に関心を持ってくれているんだ」と感じてくれます。


ちなみに、「著書は全部読め、ブログは全部さかのぼれ」と言う人もいますが、正直に言うと、そんな時間はありません。著書が100冊あったらどうするんですか。仮に全部読んだとして、その感想を述べているうちにインタビュー時間は終わってしまいます。話のきっかけになればいいのですから、最近の投稿をざっと眺めて、気になる話題を一つか二つ拾っておく。それで十分です。


ただし、何年も前の投稿を掘り返したり、家族のことなどプライベートに踏み込みすぎたりすると、かえって警戒されてしまいます。あくまで、相手が「人に見せている」範囲から話題を選ぶ。これが大人のマナーです。


商談相手の会社のSNS、久しぶりに会う友人の最近の投稿。会う前に数分のぞいておくだけで、最初の一言が、ぐっと温かいものになりますよ。


※この文章は「魅力引き出しインタビュアー養成講座」のテキストや講義の音声データをもとにAIを活用して作成しています。


(きいてかく合同会社代表/プロインタビューライター いからしひろき)


 
 
 

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