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インタビューのプロがやっている100の聞き方/質問の組み立て編/#024『短い時間なら、聞きたいことは5〜6個に絞る』


1時間の取材で、質問はいくつ用意すればいいと思いますか。


10個、いや20個は必要なんじゃないか。そう考える方が多いかもしれません。実は、僕が用意するのは、たったの5〜6個です。


計算してみると、よく分かります。1時間のうち、最初のあいさつと最後の締めに、それぞれ5分ほどかかります。残りは50分。ここに質問を20個詰め込むと、1問あたり2分半しかありません。


2分半では、相手が答えてくれたところで、もう次の質問へ進まなければなりません。「それはどういうことですか」「もう少し詳しく聞かせてください」と掘り下げる時間が、まったく残らないんです。


若い頃、張り切って質問を20個ほど用意して、ある会社の社長さんの取材に行ったことがあります。結果は、早押しクイズの司会者のようでした。「では、次の質問です」「では、次です」と、とにかく前へ前へ進むだけ。帰り道、ノートに残っていたのは、どれも浅い答えばかりでした。


5〜6個なら、1問に10分ほどかけられます。10分あれば、答えにさらに質問を重ねることも、気になった話に寄り道することもできます。第16回でお伝えした「寄り道」も、この余白があってこそなんです。


普段の会話なら、もっと少なくていいと思います。30分の面談なら、2〜3個で十分。ランチで友人の近況を聞くなら、本当に聞きたいことを1つか2つ、胸にしまっておくだけで、会話の手ごたえはずいぶん変わります。


聞きたいことがたくさんあるのは、相手への関心の証です。でも、全部を聞こうとすると、どれも浅くなってしまう。思い切って絞ったほうが、結果的に、深い話にたどり着けるんです。


※この文章は「魅力引き出しインタビュアー養成講座」のテキストや講義の音声データをもとにAIを活用して作成しています。


(きいてかく合同会社代表/プロインタビューライター いからしひろき)


 
 
 

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