きいてかく通信 vol.21 ■シーテック開幕! 派手さのないAI展示会で見えた、「本当の未来」

きいてかく通信 vol.21(2026/10/14)
「聞いて、書いて、届ける」発行:きいてかく合同会社 いからしひろき
(過去に名刺交換をさせて頂いた方にお送りしているメルマガを転載しています)
こんにちは。きいてかく合同会社の五十嵐裕樹(いからしひろき)です。
今日は、昨日行ってきた展示会の話をお届けします。
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昨日10月13日、幕張メッセで開幕した「CEATEC 2026」に某ニュースメディアの取材で行ってきました。記事は後日公開予定なので、ここでは記事に書かなかったこと、取材者として感じたことを共有させてください。
平日の初日ということもあり、会場は混雑もなく、ゆっくりと見て回ることができました。主催者は今年を「フィジカルAI元年」と位置づけています。AIがパソコンの画面を飛び出し、ロボットとして現実の世界で動き出す。そんな光景を想像して出かけたのですが、ロボットが踊るような派手なパフォーマンスは、ごく一部でした。むしろ多かったのは、AIがあることを前提に、暮らしや仕事、社会のインフラの中にAIを組み込んでいく展示です。
一見すると地味です。でも、見て回るうちに、こちらのほうがずっとリアルな未来なのではないかと思えてきました。私はIT専門ライターではありませんが、せっかくなので、会場で感じたことを3つの視点にまとめてみます。
視点1 AIは「驚くもの」から「使いこなすもの」へ
数年前までのAIの展示は、「こんなことができるのか」と驚かせることが主役だったような気がします。でも、その段階はもう過ぎつつあると感じました。問われているのは、AIを自社の現場や業務にどう組み込み、どう使いこなすか。本当の未来というのは、ある日突然やってくるのではなく、気づかないうちに日常に溶け込んでいく形で訪れるのかもしれません。
視点2 パネルに書いていないことは、聞かないと出てこない
展示会の取材は、ブースの説明員の方に話を聞くのが基本です。パネルや資料を読めば、だいたいのことはわかります。けれど本当に面白い話は、「それはなぜですか」「そもそも、どんなメリットがあるんですか」と一歩踏み込んだときに出てきます。技術が生まれた背景や、現場ならではの苦労、ちょっとした本音。なかには「そこはまだ研究を始めたばかりで」と正直に答えてくださる方もいて、それもまた、ここに並んでいるのは完成品だけではなく「途中にある未来」なのだと教えてくれる一言でした。
視点3 AIの答えに「逆張り」する勇気
生活のさまざまなシーンにAIが入り込み、もはやどれがAIなのかもわからない。そんな時代に、人のコミュニケーションはどうなっていくのでしょうか。
私自身、何かあるととりあえずAIに「どう思う?」と聞く習慣がついてしまいました。AIは何を聞いても無難な答えを返してくれるので、その場では納得します。でも、果たしてそれは本当に自分の考えといえるのか。
すべての人の選択と行動が、その他大勢の最大公約数に平坦化されていったら、なんともつまらない世の中になるだろうな、と。なので、どこかで意図的に"バグらせる"。あえてAIの答えの逆張りをいってみる。これからは、そんな工夫も必要なのかもしれませんね。
AIが当たり前になった展示会の真ん中を歩きながら、ふとそんなことを考えた一日でした。
記事が公開されましたら、この通信でもご案内します。
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■ 展示会・イベント、記者会見の取材もお任せください─────────────────────────────
今回のような展示会やイベント、記者会見の取材も得意としています。
・写真撮影も対応可能。取材から撮影まで一人で完結します
・原稿は即日納品も可能です
・首都圏であれば、どこへでも伺います(もちろん交通費実費で首都圏以外もOK)
「来週の発表会を記事にしてほしい」といったご相談も、お気軽にお寄せください。
hello@kiitekaku.com(担当:五十嵐)
五十嵐裕樹きいてかく合同会社
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【きいてかく合同会社について】
きいてかく合同会社は、「インタビューライティング」を専門とする制作会社として2023年6月1日に設立されました。
代表の五十嵐は、夕刊タブロイド紙や食の専門誌を中心に20年以上にわたって取材・執筆を続けてきたライターで、ビジネス書・実用書のブックライティングも多数手がけています。
「書く力」よりも「聞く力」にこそ価値がある――。そんな信念のもと、独自の取材メソッド「魅力引き出しインタビュー®」を開発。インタビューを通じて、その人・その会社にしかない言葉と物語を引き出し、読んだ人の心に届くコンテンツへと仕上げることを得意としています。
実績やきいてかくクルーのプロフィールは公式サイト https://www.kiitekaku.com/



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