top of page

■ AIの文章が「ピリッとしない」理由──プロライターが使っている魔法のプロンプト


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

きいてかく通信 vol.12(2026/08/14)

「聞いて、書いて、届ける」

発行:きいてかく合同会社 いからしひろき

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


こんにちは。 きいてかく合同会社の五十嵐裕樹(いからしひろき)です。

取材のこぼれ話やビジネスに役立つ情報を、ゆるっとお届けしていきます。


─────────────────────────────

■ AIの文章が「ピリッとしない」理由──プロライターが使っている魔法のプロンプト ─────────────────────────────


最近、取材先の経営者や広報担当者からこんな相談をよくいただきます。


「ChatGPTやClaudeに書かせたら、なんだか他人事みたいな文章になった」

「間違ってはいないのに、読んでも心に残らない」


AIで文章を作るのが当たり前になった今、多くのビジネスパーソンが感じている悩みだと思います。


正直に言うと、AIが書く文章の「土台」は、もう十分すぎるほど優秀です。


誤字脱字もなく、論理も破綻していません。


むしろ、多くの一般人が書く文章より、よほど整っています。


では、なぜ「ピリッとしない」と感じるのか。


答えはシンプルで、AIは「情報」は均等に扱えても、「どこが肝か」を知らないからです。


人間の書き手が無意識にやっている「ここは厚く、ここは軽く」という緩急を、AIは指示されない限りやってくれません。


逆に言えば、その緩急を言葉にして渡してあげるだけで、AIの文章は驚くほど生き返ります。


そこで、私が実際の取材原稿の下書きや、講座の教材づくりでAIに投げている「魔法のプロンプト」を、noteの記事にまとめました。


今日はその中から、一番手軽で効果を実感しやすいプロンプトを一つ、ご紹介します。


─────────────────────────────


■ 文の長短だけで、報告書が「読ませる文章」に変わる


AIが書く文章がのっぺりして見える最大の理由は、文の長さがほぼ均一で、接続詞が単調なことです。


人間の文章は、短い文と長い文が交互に来たり、逆接の接続詞で読者の予想を裏切ったりすることでリズムが生まれます。


たとえば、こんな業務報告があったとします。


▼Before(AIがそのまま書いた文章)


「今回のプロジェクトでは、新しい業務フローを導入しました。導入により作業時間が短縮されました。また、担当者の負担も軽減されました。さらに、ミスの発生率も低下しました。これらの結果、全体の生産性が向上しました。」


これに「文の長さに変化をつけて、特に伝えたい一文の前後は短い文で強調して」などと指示を加えるだけで、こう変わります。


▼After(プロンプトを適用した文章)

「今回のプロジェクトでは、革新的な新しい業務フローを導入しました。 その結果は劇的でした。導入直後から作業時間が大幅に短縮され、現場の担当者が抱えていた重い負担も目に見えて軽減されたのです。 しかし、本当の成果はそれだけではありません。もっとも重要なのは、業務の質そのものが底上げされたことです。 つまり、手作業によるミスの発生率が格段に低下しました。だからこそ、組織全体の生産性を一気に向上させることができたのです。」


同じ情報でも、文の長さが揃っているだけで「報告書」に見え、緩急がつくだけで「読ませる文章」に変わることが分かるはずです。


このプロンプトは、そのままコピペで使える形にして、noteの方に載せています。


─────────────────────────────


note記事では、このほかに


・AIに「肝」を伝える一言添えプロンプト

・読者視点で情報を並べ替えさせるプロンプト

・落差(Before→After)を効かせるプロンプト

・抽象的な表現を具体的な情景に変えるプロンプト


の4つを加えた合計5つのプロンプトを、すべてコピペで使える形と実例つきで紹介しています。


ここまでの内容は無料でお読みいただけるエリアで、この続き(②〜⑤)はより踏み込んだ解説つきの有料エリアとなっています。


続きが気になる方は、ぜひご覧ください。

▼ note(きいてかく合同会社) 


─────────────────────────────


なお、このnote 記事をX(旧Twitter)でシェアしてくださった方には、割引をご用意しています。(購入時に定価か割引かを選択できます)。ご興味のある方は、記事内の案内もあわせてご確認ください。 五十嵐裕樹 きいてかく合同会社


─────────────────────────────


【きいてかく合同会社について】


きいてかく合同会社は、「インタビューライティング」を専門とする制作会社として2023年6月1日に設立されました。 代表の五十嵐は、夕刊タブロイド紙や食の専門誌を中心に20年以上にわたって取材・執筆を続けてきたライターで、ビジネス書・実用書のブックライティングも多数手がけています。 「書く力」よりも「聞く力」にこそ価値がある――。そんな信念のもと、独自の取材メソッド「魅力引き出しインタビュー®」を開発。インタビューを通じて、その人・その会社にしかない言葉と物語を引き出し、読んだ人の心に届くコンテンツへと仕上げることを得意としています。


実績やきいてかくクルーのプロフィールは 公式サイト  https://www.kiitekaku.com/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


© 2026 きいてかく合同会社 All rights reserved.

 
 
 

最新記事

すべて表示
noteのインタビューが、まさかのマスコミ取材獲得に──「取材されるnote」のすすめ

今週月曜から木曜にかけて、日刊ゲンダイの人気連載「語り部の経営者たち」に、横浜の総合不動産会社『リアルティ株式会社』山下智弘社長のインタビューが4回にわたって掲載されました。 リアルティは、中古住宅の買い取り再販を中心に、仲介・リノベーション・新築分譲までを手がける会社です。2014年の創業からなんと10期連続増収増益、現在は従業員約60名、グループ売上高は70億円超という、地域密着からここまで伸

 
 
 
【実績紹介】チケット販売プラットフォーム「TicketMe(チケミー)」を運営する株式会社チケミー様のオウンドメディア「Ticket Lab」に、弊社所属ライター市岡光子さんが取材した記事が掲載されました。

チケット販売プラットフォーム「TicketMe(チケミー)」を運営する株式会社チケミー様のオウンドメディア「Ticket Lab」に、弊社所属ライター市岡光子さんが取材した記事が掲載されました。 『水野美紀プロデュース、ブロードウェイ水準で制作された『礎の響』 関ヶ原の戦いを描くノンバーバル演劇第 2 弾の見どころとは?』 https://lab.ticketme.co.jp/case/mizun

 
 
 

コメント


Copyright 2023 Kiitekaku All Rights Reserved.

bottom of page