【一日一言(いちにちひとこと)7/14(火】動いてから考える
- きいてかく合同会社代表_いからしひろき

- 7月14日
- 読了時間: 2分

こないだ、飲み仲間と久々に飲んだ。歳の近い、広告代理店勤めの人。本業は有名ラグジュアリーブランドのPR。でもその人、とにかく顔が広くて、本業以外の案件を山ほど個人的に抱えてる。とある国の舞踊イベント、レーサーのマネジメント、個人のプロデュース……常に数十のプロジェクトが同時進行してるらしい。
正直、羽振りがいい。
詳しく聞くと、その案件のほとんどが最初から儲かる話じゃなかったそうだ。「これちょっとやってもらえない?」「これなんとかならん?」みたいな、相談ベースの頼まれごとから始まってる。損得抜きでとりあえず引き受けて、それが積み重なって、いつか実を結ぶ。まるで金融の複利効果みたいなものだ。
その日、飲み会で「そのプロジェクトが面白そうだね」と軽く言っただけなのに、家に着く前にもうLINEで情報が山ほど届いてた。とにかく動くのが早い。思いついたら即動く人なんだと思う。だからこそ何十件も案件が回るんだろう。
こっちはというと「明日返事しよう」「もうちょっと考えてから」とか言って、結局動かない。損得を計算してるうちに、機会は過ぎていく。
今、同窓会の幹事をしてるんだが、まさにこれだ。去年も「こんな企画をやろう」「あの人をゲストに呼ぼう」なんていろいろ考えてたのに、結局ぐだぐだ考えるだけで行動に移さなかった。だから今年もまた、例年と変わらない内容に落ち着きそうな気配がする。こんなふうに毎年同じことを繰り返しているうちに、年を取って死んでいくんだろうな、きっと。
そういえば、僕がプロデュースした本の著者にも、同じタイプの人がいた。占い系の仕事をしている女性で、この人も損得抜きに人を紹介しまくる。僕の税理士も、その人からの紹介だった。彼女のまわりにはいつも人が集まってて、ネットワークがどんどん広がっていく。理由は同じ、考える前に動くからだ。
「移動距離の長い人が成功する」みたいな本が売れてるけど、大事なのは物理的な移動だけじゃない気がする。人と人との距離を、動かし続けること。
損得より先に、足が動く人になりたい。
(きいてかく合同会社 代表/プロインタビューライター いからしひろき)

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